注意
この作品は、『美味しさスキルアップパウダー』を仕入れるついでに、ポルカと共に、その素材を取り行く内容です。(実はトリコのパロディです)
第40作目です、今回はコルクちゃんの誕生日に間に合わせました(ここ一月修羅場の連続の戦場でしたが・・・)
『美味しさスキルアップパウダー』の設定は、里好先生が考案したものですが、私が勝手に引用し、解釈を私が拡げております(何回も引用しております)
トリコのパロディなのは、『美味しさスキルアップパウダー』と『メルクの星屑』と似ているのではと思ったので、それを参考にした次第です(スキルアップパウダーは、研磨材なので、砥石から作られても不思議はないと思ったので)
過去作はpixivにてどうぞ(https://www.pixiv.net/users/2873290)
ある日の里、今日もコルクの店では、色んな客が来る
リョウ(クズ):「コルク、来たよ」
コルク:「要件は?」
リョウ(クズ):「新しいギア入ってない?」
コルク:「虹夏から、『リョウに売らないで』と言われている」
リョウ(クズ):「虹夏め、ここまで根回ししているとは・・・」
コルク:「なるべく一括払いでお願いする。ツケは信用がないと受け付けられない」
時間が経ち、まゆがやってきた
まゆ:「コルクちゃん、来たよ〜」
コルク:「ご所望は?」
まゆ:「『美味しさスキルアップパウダー』あるかな〜また欲しくなっちゃって」
コルク:「う〜ん、棚にはないから、奥にあるか見に行って来る」
在庫確認に奥へ行く
コルク:「そろそろ、『美味しさスキルアップパウダー』の在庫が少なくなってきた」
コルク:「当面なくならないように、大量に仕入れたけど、思った以上に減るのが早かった、正直売上に貢献してくれている」
コルク:「これだけ売れたら、その内神殿から規制されて禁制品扱いされそうww(リピーター多いから、売り始めの時よりかなり値上げしても売れるww)」
コルク:「そろそろ仕入れの旅に行かないと、クリエメイト達からの買い付け品を各地に売りにも行く」
奥から戻ってきて、まゆに例のブツを渡す
コルク:「はい、ご所望の品」
まゆ:「ありがとう、これをまゆさんのお菓子にかけると環ちゃんやそーちゃんが美味しいって喜んでくれたんだ♪」
コルク:「それはよかった」
まゆ:「でもこの前、みるくちゃんの作ったお好み焼きにかけたら、みるくちゃんに怒られちゃった♪」
コルク:「料理人を愚弄する代物だから、個人的な消費に留めたほうがいい」
まゆ:「じゃあまたね」
夜、夕食のためライネの食堂へ行く
ライネ:「あらあら、コルクちゃんいらっしゃい」
コルク:「(今日はクレアいるかな・・・)」
ポルカ:「おーい!コルク来たか、こっちに来いよ」
コルク:「(今日は、クレアはいなかった)」(ちょっとガッカリした顔)
ライネ:「あらあら〜仲がいいわね♪」
コルクはポルカの席に座る
ポルカ:「お前が来たから、今日は割り勘だぜ」
コルク:「別に割り勘なんて言ってない、ポルカが誘ったんだからポルカ持ち」
ポルカ:「え〜ケチだなお前」
コルク:「ポルカの方が稼いでいるのを知っている、そういえば、クレアは?」
ポルカ:「あ〜忍達の所で夕食を共にしているぜ、イギリス式のパーティーをするからどうかなってよ」
コルク:「クレアが幸せならいい」
ポルカ:「お前本当に、クレア一筋だなww」
コルクが行商の旅に出る事を伝える
コルク:「ポルカ、また近々仕入れの旅に出る」
ポルカ:「それだったら丁度いい、俺からも話があるぜ」
コルク:「?」
ポルカから話を切り出される
ポルカ:「お前の旅のついでに俺の依頼を受けてくれないか?」
コルク:「何か入用?」
ポルカ:「この前、実家に行って倉庫を整理していたらな、親父が見つけた新たな凄い素材を見つけたんだぜ、親父からお裾分けして貰ったんで、それで新しい武器か包丁を造りたいんだぜ」
コルク:「新しい挑戦には関心、私に頼みたい事は?」
ポルカ:「その新しい素材がな、物凄く硬い奴でな、いくら熱しても変形しないから鍛造では加工できないんだよ、だから削り出しで造るための砥石が欲しいんだが」
コルク:「鍛造では加工できない硬い素材を削れる砥石・・・そんな代物がどこにある?」
ポルカ:「お前なら見つけられると思ったんだがな〜俺の持っている砥石でも全然削れる気がしねえんだ・・・」
コルクはふと閃く
コルク:「(待て・・・『美味しさスキルアップパウダー』は仕入れ先の近くの採掘場から採れた鉱物を削る際に出来る粉末だと聞いた事がある、ひょっとすると・・・その鉱物なら砥石としても使えるかもしれない)」
ポルカ:「何か思いついた顔だな、当てがあるのか」
コルク:「ポルカ、一つだけ砥石に当てがある、もしその砥石ならもしかしたら使えるかもしれない」
ポルカ:「本当か?」
コルク:「本当にその素材を削れるか保証できない」
ポルカ:「何でもいい、何でも試して当たって砕けろだぜ」
コルク:「(素材が砕けたら元も子もないと思うww)分かった、ただ一つだけ条件がある」
ポルカ:「なんだ条件って」
コルク:「その砥石について知った事は、一切他言無用、絶対に誰にも言ったらダメ」
ポルカ:「おう・・・分かったぜ」
旅の準備をする事・・・数日後、準備が整った
コルク:「じゃあ行ってくる」
クレア:「お土産話楽しみにしてるね♪」
コルク:「うん、クレアが好きな物も仕入れてくる♪」
きらら:「道中気を付けてね」
ランプ:「随分クリエメイトの皆様から買い付けた品を積んでいますね」
コルク:「きらら、ランプ、私が留守中の店番を任せる、牛の世話もお願い」
ランプ:「修行の一環とはいえ、コルクさんは、私に店の手伝いばかりやらせて・・・コルクさんの動物さん達、私の言う事聞かずに、クレアさんにばかり甘えるんですよ」
きらら:「でも、ランプも凄く板についてきたし、私も結構勉強になっているから楽しいよ♪」
コルク:「(なんだか・・・この店の私の存在意義が奪われそう・・・そこは考え物)」
そして各地に里の品を卸したり、商品を仕入れたりする等の長い旅の末『美味しさスキルアップパウダー』の仕入先に到着(この時点で夕方)
業者:「やあ、コルクちゃん、いつも『美味しさスキルアップパウダー』を買ってくれてありがとうね」
コルク:「前回の分がほとんど売れてしまったから、今回は多めに仕入れたい」
業者:「もちろん、在庫はたっぷり確保してあるぜ」
コルク:「それとは別に、大将に一つ頼みがある」
業者:「何か別の用もあるのかい?」
コルク:「粉末とは別に、その原料である石が必要。大将持ってない?」
業者:「あの石か?金ピカだが、あんなの金とは程遠い奴だぞ、欲しい人物がいるのかい?」
コルク:「砥石に使いたいという客がいる、もしかしたら非常に硬い素材でも削れる砥石にならないかと思ったから」
業者:「なるほど、確かに砥石としても使えるし、実際相当硬いからな」
コルク:「その砥石は、どんな硬い物でも削れるの?」
業者:「実際な、加工が困難で相当硬いと言われているドラゴンの牙や角でもその石で削れるんだぜ、かつては強力な武器を造る砥石として使われていたくらいだ」
コルク:「やはり、『美味しさスキルアップパウダー』って、その石で研いだ時に出る粉末なの?」
業者:「そう俺は鉱脈から欠片を取り出して拾って、その欠片を硬い鋼材で削って粉末を精製しているんだぜ」
コルク:「その情報が正しければ、間違いない、その石こそ求めている代物」
業者:「ただな、砥石サイズの石は、今は持っていないぜ、大きいと粉末化に一苦労な上、あの山からここまで持ち帰るのも大変だからさ〜、それに砥石としての需要も粉末に比べたら圧倒的に少ないからな、すまねえ」
コルクは採掘場の場所を聞く
コルク:「私が採りに行く。採掘場ってどこにあるの?」
業者:「ここから少し離れたこの山に、その原料の鉱脈が存在する場所がある。量自体は膨大だから、心配無用だ」
コルク:「砥石サイズの石も大量に回収できそうなら、よかった」
業者:「だが気を付けろ、当然だがその山には魔獣やドラゴンもいるからな、鉱脈までの道のりは如何にそれを避けるかだ。俺も多少の魔獣なら相手が出来るが、なるべくは避けないとな」
コルク:「大将の腕でも何とかなるなら、それなりの腕があれば石も回収できると分かったら十分」
業者:「間違っても正面切って戦おうなんて考えるなよ、魔獣はまだしも、あんなドラゴンを蹂躙できるとしたら伝説の勇者ライネくらいだからな、俺は持ち運びやすい欠片を回収しているだけだからな、しかし石を回収するなら、鉱脈の一部を破壊してある程度の大きさの奴を採る必要があると思うぜ」
コルク:「そうなると強力な打撃武器か爆薬が必要かもしれない・・・持前の採掘道具だけで何とか出来るだろうか?(ポルカならハンマーで解決できると思うけど、私ではそこまでの力はない)」
業者:「おいおい、まさかドラゴンと戦うんじゃないだろうね?」
コルク:「得るもの得たら去る、本質を見誤る真似はしない」
業者:「説明は以上だ、じゃあ健闘を祈るよ」
コルクは考えていた
コルク:「うむ・・・道中の敵を避けて、石を入手出来ても、荷物が重くなる分帰りの道中の安全の保証はない・・・」
コルク:「持前の得物は、ナイフ以外では、SAA拳銃と煙幕しかない・・・仮にドラゴンと交戦する事になったとしてもこれでは豆鉄砲も同然」
コルク:「一人だと無理かもしれない・・・でも一度引き受けた以上は遂行したい」
コルク:「こういう時にポルカがいれば・・・」
噂をすれば影が差すが如くポルカがやってくる(コルクの背後から)
ポルカ:「よっ!コルク、本当にここにいたんだな」
コルク:「ポルカ!どうしてここに!」(なぜここにいると驚愕)
ポルカ:「ひょっとしたら、お前が無理してんじゃねえのかと思ったからさ、助っ人で来ちまったぜ」
コルク:「私一人でも大丈夫なのに・・・」(強がっている顔)
ポルカ:「元々、俺が欲しいと求めているんだぜ、関係ないとは言わせないぜ」
コルク:「どうやって場所が分かったの?」
ポルカ:「千矢に占ってもらったらよ〜この場所だって言われたからだぜ」
コルク:「ここまでの移動手段は?」
ポルカ:「お前のバイクで来た、ついでにサイドカーを、博士に装着して貰ったぜ。おかげで武器も持ってこれたぜ」
コルク:「帰ったら、原状復帰しておいて、何持ってきたの?」
ポルカ:「おそらく強敵とやりあうだろうと思ってお前の刀を持ってきてやったんだぜ、コルクの店にあった散弾銃も持ってきたぞ」
コルク:「散弾銃は、ポルカが使えば?」
ポルカ:「俺は銃器の扱いが下手だしよ〜お前の方が飛び道具の扱いに長けているからな、折角持ってきたんだからな」
コルク:「備えあれば患いなしとはいえ、あまり武器が多すぎたら、動きの邪魔になりそう・・・」
ポルカ:「そんなことよりよ〜日も暮れたし、晩飯にしようぜ」
コルク:「この地で私のお勧めの食堂がある、そこに行く」
現地の食堂にて晩飯
ポルカ:「ここの飯うめえな、お前が勧めた店だけある」
コルク:「ここの料理は、若者に人気、私もこの地では大体行く店」
ポルカ:「ライネさんがここに来たら食いすぎで動けなくなりそうだぜww」
コルク:「ここに来てまでも、ライネの事話すのは受けるww」
ポルカが質問をする
ポルカ:「そういえばさ、お前の商売の旅って、交易以外で何かするのか?」
コルク:「交易以外なら、売掛金の回収と買掛金の支払いに行ったり、商会の所で色々な事務手続きとか諸々・・・」
ポルカ:「ふ〜ん、掛金を払わず踏み倒そうとする奴もいるよな、そういう時はどうすんだ?」
コルク:「催促してダメなら、強めの交渉を仕掛けて、抵抗しようものなら、実力行使、武器はそのためにある」
ポルカ:「お前の商売、結構荒事だなww(この前クレアが心配していたのがよく分かるぜ)」
ポルカが皿の上の1個だけの唐揚げを狙う
ポルカ:「その一個も〜らい」(唐揚げに箸をつけようとする)
コルク:「それ私の分」(ポルカの箸を自分の箸で挟む、行儀が悪いww)
ポルカ:「追加頼めばいいじゃねえかよ〜ケチケチするなよ〜」
コルク:「私には私のペースがある、ポルカががっつき過ぎ」
ポルカ:「そういっても、俺に力じゃ勝てねえだろww」
コルク:「ぐぬぬ・・・あっ、ライネがポルカの背後に」
ポルカ:「マジか!っておい!いねえし、いつの間にか食ってるし」
コルク:「頭では私の勝ち」(モグモグしながらドヤ顔)
ポルカ:「くっそー、揚げ物追加注文だぜ」
コルク:「これ以上頼むならポルカの奢りで」
ポルカ:「え〜コルクのケチ、というか俺あんまり金持ってきてねえぜww」
コルク:「もう・・・明日はちゃんと働いてね」(諦めて払う事にした)
宿に帰って明日の作戦を説明
コルク:「明日の計画についておさらいする」
ポルカ:「あ〜もうお腹いっぱいだぜww」
コルク:「ポルカが私のバイクを持ってきたから、山までの機動力は確保できた」
ポルカ:「石を持って帰るなら、それぐらい欲しいよな」
コルク:「採掘場の砥石の採取を最優先し、敵との交戦を避ける行動を取る、手に入れたら即帰還」
ポルカ:「お前にしては、本質を見誤っていないな、修行時代は本当に無鉄砲で正義感で命を省みない事をしていたもんな。あの時俺が助けなかったら死んでいたぞ」(公式にそういう話がある)
コルク:「昔の私とは違う、昔の話はあんまり掘り返すのはなし」
ポルカ:「じゃあ作戦は理解したぜ、俺は風呂入って来るぜ〜」
コルク:「私は明日の為に、装備の確認と整備をするから後で入る」
ポルカ:「後で風呂上りに、俺のケツに痔の薬塗ってくれないか?」
コルク:「はいはい・・・さっさと行って」(呆れている)
そしてなんやかんやで就寝、しかし就寝中・・・
コルク:「zzz」
ポルカ:「ぐがー!!」(イビキがデカいww)
コルク:「あ〜もう相変わらずイビキがデカい・・・(ケチって一部屋にするんじゃなかった・・・)」
ポルカ:「う〜ん」(腹を向けている)
コルク:「また腹を出して・・・風邪引くからお布団かけないと・・・」(ポルカの所へ近づく)
ポルカ:「(プウゥゥー!)」(コルクの目の前でドデカイ放屁ww)
コルク:「人の優しさに対して、屁で返事はどうなの?心配して損した、寝る・・・クッサ」(不機嫌な顔で自分の寝床に戻った)
ポルカ:「うっ・・・クッセー、今ライネさん屁こいたか・・・」
コルク:「寝言とはいえ、自分の屁をライネに擦り付けるとかww」
色々あって翌朝、朝食中
ポルカ:「どうしたコルク、眠そうだな」
コルク:「誰の所為だと思っているの?」(眠そうな顔)
ポルカ:「俺のイビキがうるさかったか?スマンww」
コルク:「全く・・・」
ポルカ:「しかし、お前よくコーヒー砂糖入れないで飲むよな」
コルク:「私は大人だから、ポルカはブラックダメなの?」
ポルカ:「相変わらず大人ぶっているなwwクレアなんか砂糖ミルクなしで飲めないからなww」
コルク:「クレアはそういう所が可愛いからいいの」(クレアの事を考えてちょっとニヤリとしているww)
二人は準備が整えた後
ポルカ:「準備は出来たか?俺は出来たぜ」
コルク:「山岳用の装備と、武器と弾薬等は問題ない」
ポルカ:「それじゃ行こうぜ」
コルク:「じゃあ発進する」(クラッチを繋ぐ)
目的地の山へ向かう道中
ポルカ:「お〜、やっぱりお前の運転上手いな〜」
コルク:「商人として使える手は何でも使う」
ポルカ:「そういえばよ〜お前って旅の時は馬車を使うのに、何でバイクも所有してんだ?」
コルク:「早急の用事にはこっちが速い、それに通販の配達にも重宝している」
ポルカ:「そういえば、お前バイク導入前は、通販の荷物は自分の脚だったもんなww」
色々しているうちに到着
ポルカ:「あ〜いてて痔がひどくなる・・・サイドカーはケツが痛くなるぜ」
コルク:「荒れ道だから仕方ない」
ポルカ:「帰りは、二ケツで帰らねえとな、荷物はサイドカーに載せるからな」
コルク:「地図によると、採掘場までは遠くないけど、なかなかの険しい道」
ポルカ:「さ〜て、準備を整えて、挑むぜ」
採掘場までの道中
ポルカ:「しかし、鉱山とあって、岩山だな〜」
コルク:「足元に気を付けて行こう」
ポルカ:「俺の親父も、こんな事していたんだって思うぜ、いつも母ちゃんのケツに敷かれているけどなww」
コルク:「親父さんみたいになるなら、これぐらい出来るようになった方がいいと思う」
ポルカ:「そうだよな、親父を超えるって宣言したんだ」
モンスターを目撃し、すぐに距離を取る
コルク:「静かに、モンスターがいる」
ポルカ:「作戦通り避けていかねえとな」
コルク:「方角は・・・」(祖父の形見のコンパスを使っている)
ポルカ:「まだそれ使っているんだなww」
コルク:「これは私の宝物だから・・・」
ポルカ:「こうやっておじいちゃんを思う事で、旅の寂しさを紛らわしていたのかww」
コルクに拳骨をかまされるww
コルク:「誰が独りぼっちで寂しいって?」
ポルカ:「いってーな!いつも怒ると手が先に出る奴だな」
コルク:「ポルカが一言余計」
ポルカ:「言いたい事を言って何が悪いんだぜ」
モンスター:「ガルル・・・」
ポルカ:「ちょ!モンスターこっち見てるぞ!」
コルク:「ポルカ、散弾銃で仕留めるから耳塞いで」(散弾銃で狙う)
ポルカ:「お前、それ撃った事あるのか、それぐらいのモンスターなら自分の得物使えって・・・」
コルク:「射撃場で何回か練習したから出来る」
ズドーンと銃声をこだまさせて、モンスターを仕留めた
コルク:「よし(思ったより威力があった)」
ポルカ:「お前、よく一発で仕留められるな、俺も試しに撃った事あるけどよ、全然的に当たんねえぞ・・・」
コルク:「正当防衛、悪く思わないで」
ポルカ:「じゃあ先に進むか」
採掘場に到着
コルク:「色々あったけど、到着」
ポルカ:「これが、コルクが探していた砥石の鉱脈か〜スゲー金ピカだぜ!」
コルク:「ここまでの道とこれからの帰り道を考えると、塊で回収したくない大将の気持ちも分かる」
ポルカ:「荒れ道だったしな、さてさて回収しようぜー」
回収開始しようとすると・・・
ドラゴン:「休息に来てみれば・・・人間がいるな」
ポルカ:「何、ドラゴンだと!」
コルク:「こんな時に限って・・・」
ポルカ:「戦うか二人で?倒してからじゃねえと回収できねえしな」
コルク:「私があのドラゴンを引き受ける、その間にポルカは石を回収して」
ポルカ:「お前、無茶する気か?」
コルク:「二人でやっても勝てるまでに時間がかかる、その間に日が暮れたら遭難する危険がある、あくまで囮役、回収し終わったら全力で去る」
ポルカ:「分かったぜ、俺も急いで回収するからよ、時間稼ぎ頼むぜ相棒」
コルクは時間稼ぎのために戦う
コルク:「来い!私が相手だ!」
ドラゴン:「命知らずな・・・喰らうがいい」(攻撃してくる)
コルク:「おっと!」(一瞬で距離を取る)
ポルカ:「コルクが時間を稼いでいる内に、鉱脈に一発お見舞いするぜ、おりゃー!」
ドラゴン:「何やら騒がしいな」
コルク:「ポルカの所へは行かせない!」(拳銃を発泡して、気を惹かせる)
コルクの時間稼ぎの結果
ポルカ:「よし、これだけ集めれば上等か、コルク大丈夫か!」
コルク:「ハアハア・・・そろそろスタミナ切れ・・・」
コルクの息が上がったその時
ポルカ:「ブラックスミス・インパクト!!」(ドラゴンの後頭部に一撃)
ドラゴン:「この我が、この小娘共に・・・」
コルク:「ポルカ!」
ポルカ:「真打登場ってか、最後はばっちり決まったぜ」
コルク:「別にポルカの助けは必要なかったのに・・・」(強がった顔)
ポルカ:「息が上がっていたじゃねえかよ、やせ我慢するな」
コルク:「とにかく、気絶しているうちに退散」
ポルカ:「おう、ずらかるぜ!おっといけねえ、石も忘れずになww」(石が入った袋を拾いに行く)
急いで山を下りて
ポルカ:「ふー、大量大量」
コルク:「まだ終わっていない、帰るまでが仕事」
ポルカ:「サイドカーに石と武器を載せて」
コルク:「じゃあポルカ、私の後ろに乗って」
ポルカ:「よいしょっと・・・それじゃ帰るか」
二人は業者の下へ帰還する
業者:「おお帰ってきたか、大変だったろう」
コルク:「いや、これぐらい大したことない」
ポルカ:「強がるなってお前wwマジで大変だったぜ」
コルク:「この通り、石は回収できた」
業者:「そこのお嬢ちゃんは、誰だい?」
コルク:「私の幼馴染のポルカ、里では鍛冶師をしている、今回の依頼人であり、石の回収に貢献してくれた」
ポルカ:「よっ、コルクがいつもお世話になっているぜ」
業者:「へえ、鍛冶師の幼馴染がいるとはな〜確かに腕利きなのは間違いないな、お似合いなコンビだな」
ポルカ:「本当、俺がいないと、いつも無茶ばかりなんだよ〜この子」(オカンムーブで話す)
コルク:「だから一言余計!」(ケツにタイキックをかます)
ポルカ:「いってー!!イボが破裂したらどうすんだ!!痛い痛い痛い!!」(痛さでぴょんぴょん跳ねるww)
業者:「仲がいいね、お二人さん」
ポルカはバイクに跨り
ポルカ:「じゃあ俺は先に里へ帰るぜ、この砥石で武器製造するぜ〜」
コルク:「じゃあ私は、商売の旅が残っているから、まだ里に帰るのにしばらく日数がかかる」
ポルカ:「クレアも土産話楽しみにしているからよ」
コルク:「クレアによろしく言っておいて」
それからコルクは旅を終えて里へ帰還
コルク:「きらら、ランプ、今帰ってきた」
ランプ:「お疲れ様です」
きらら:「おかえりコルク」
コルク:「今回も大量に仕入れてきたから荷降ろし手伝って欲しい」
ランプ:「もう・・・相変わらず私をこき使うんですから!腕がムキムキになっちゃったらどうするんですか!」
きらら:「まあまあ、私も手伝うから、ランプも頑張ろう」
色々終えた後。ポルカの所へ行く
コルク:「ポルカ、進捗はどう?」
ポルカ:「おう、お前と見つけた砥石のおかげで、今の所は、包丁一本が出来上がったぜ」
コルク:「凄い、これがあの石で研いで造った一本、凄く斬れそう」
ポルカ:「ああ、扱いに気を付けろよ、軽く振ったら結構先まで斬撃が飛んだぜ」
コルク:「(ライネが振ったら、どうなるのかww)」
ポルカ:「もし銘を付けるなら『コルク包丁』ってどうだ」
コルク:「それ色々怒られそうだから止めたほうがいいww」
ポルカ:「なんかメタいなww」
終わり
最後までお読みいただき感謝申し上げます。(ここ一月以上修羅場級の多忙だったですが、何とか完成させました)
今回は、トリコの『メルクの星屑』が、『美味しさスキルアップパウダー』と似ていると思ったので、トリコからネタを参考にして制作しました(スキルアップパウダーは研磨材なので)
最初はコルクちゃん一人で行く予定でしたが、途中でポルカも入れたらもう少し話が面白くなるのではと思い追加しました(一人で行くとおつかいレベルで面白くもない内容だったので、やっぱりこの二人の関係は素晴らしい)
次回作も期待しない程度に(どこまでやれるか分からないですが、きらファンはこれからも語り継ぐつもりです)
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